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台風5号は、太平洋高気圧の縁をまわって北西に進み、週末にかけて日本の南に北上してくる可能性が高くなっています。小笠原諸島や伊豆諸島では台風の直接の影響を受けるおそれがあります。
世界各国の気象機関が計算したシミュレーション結果を比較すると、この先の進路や発達の程度に予測差があり、正確な予報が難しい状況です。
もしも勢力をあまり落とさず北上してきた場合、本州の近くを通って風雨をもたらしたり、梅雨前線の活動を活発化させて間接的に本州方面にも大雨をもたらすおそれがあるため、動向に注目が必要です。
台風5号「チャンパー」発生
23日午前9時、マリアナ諸島で台風5号「チャンパー」が発生しました。中心気圧は1002hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風5号は今後、北よりに進む見通しです。
日本にも影響を与える可能性があり、台風の北上に伴い本州付近に停滞する梅雨前線の活動が活発になる可能性もあります。今後の情報に注意が必要です。
台風の名前
「チャンパー」は、ラオスが用意した名前で「赤いジャスミン」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。
ソース : https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2021/06/23/12924.html
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